お客様から月曜日の件、最終的な打ち合わせなどの連絡が来るかなーって思いながら会社に行く。パタパタはしているけど、連絡待ちのような状態。
11時14分に携帯電話にメールが入る。
Subject:緊急 電話して!090-・・・・
なんだろうか?新手のいたづら?とか思いながら、送り主を見てみると、ほーのねーちゃんからだった。すぐに電話をすると、「お父さんが朝来たら冷たくなってた」というような内容だった。亡くなったらしい。え?こないだまで元気だったじゃない?あれ?どうして?
ほーに電話しても出ない。どうやら病院に行っているらしいけど、それにしてもいつまで経っても出ない。こういうときに限って・・・
やっと連絡ついたのは11時くらい。細かいことはわからないけど、亡くなったらしいと告げると電話の向こうで泣き崩れているのがわかった。まだ詳細がわかってないので、落ち着いたらお姉ちゃんに電話するようにだけ伝える。ほーの体調が気になったのでお昼にお客さんから連絡が来ると言われたがそれを待たずに帰るように上司に相談した。
一度会社をでたところで、ほーに電話した。たいぶ落ち着いたようなので、一度会社に戻ってお客さんからの電話を待つことにした。お弁当を食べている最中に上司が来て、電話あり、明日来て欲しいという連絡があったそうな。明日ね。今日じゃなくて良かったと思いながら帰る。
14時くらいに家に帰り、ほーが荷物をまとめていたものと仕事の資料を持って16時くらいに家を出た。お母さんはもう東海大につく頃らしかった。東海大へは行かず実家に行ったほうが良いらしかったので直接実家へ。
弟さんが迎えに出てくれた。どう声をかけたら良いのやらよくわからないまま、ありきたりの挨拶だけで家に入る。そこでお父さんの姿が無いけど、いまだ実感がわかないままだった。
初めての給油。距離とガソリンの量を忘れてしまったけど、8.9km/Lとなった。7km/Lくらいを覚悟していたので、どえらく燃費いいす。まぁ結構エコランに気を使って走ってはいたけど、そこまでベタベタに走っていたわけでもない状態でのこの燃費は優秀!
時間ができたのと、頭がボサボサだったので、床屋へ行くことにした。ばっさり切った。
実感の無いまま18時半くらいまで過ごす。お父さんの遺体が病院の検死を終えて帰って来た。お母さんとお姉ちゃんも一緒に。
お父さんの姿を見て初めて現実であることが少しだけ沸いてきた。でもまだ信じられない感じ。フワフワした感じ。ぼーっとしてしまう感じ。どうにも表現できない感じ。
おばあちゃんをお姉ちゃんと弟君が病院に迎えに行き連れてきた。
その日は4時まで色々な話をして、寝た。
.